カズです。
こブログではアフィリエイトノウハウや
マーケティングをメインに記事を書いてますが
別のブログでは情報商材のレビューもやっています。
・・・で、色々な商材を見ていると
本当、再現性と効果がある商材なんて
「ごく僅かしかない」と気づくようになってきます。
中にはネット検索すれば無料で手に入れられる情報を
３～４万円で販売してるとか、よくありますからね。
そして意外にそんな商材が結構売れていたりもします。
で、そうした商材の中には最初から商品を売らず
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
①メールアドレスを登録させて
②そのアドレス宛に商品説明動画を送り
③最後に商品販売へ流していく
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
プロダクトローンチを使った商品販売手法があります。
【参考記事】
そしてこのローンチ手法を使ために最初に
「ノウハウを無料で教えます」とうたい
顧客のメールアドレスを取得していく
無料オファーという商品販売のマーケティング手法があります。
普通に考えたら「何で無料なの？怪しい」と
思うでしょうが、当然全て無料ではありません。
でもそれなら最初から「有料です」と言って
販売する方が話が早そうですよね。
でも何故わざわざ「無料」とうたって、こんな一見
無駄に思えるやり方でアドレスを集めようとするのでしょうか。
そもそも、こういう無料オファーというものは
アドレス登録する側にとって何か「得」があるんでしょうか？
無料で情報を渡す部分もあるため販売者の「損」にもなりそうですよね？
先に答えを言ってしまうと無料オファー案件は
アドレス登録側であるあなたにはあまりメリットが無く
「販売者の方が得するカラクリ」があります。
無料オファーで販売者が得する理由
無料オファー案件がよく実施されるのは
「販売側のリスト取り」＝「顧客のメールアドレス収集」
が効率よく出来るからです。
メールアドレスなんてそう簡単に渡さないと
思う人もいるかもしませんが、販売側は巧妙ですので
「無料」で色々な情報やプレゼントが手にはいると
けしかけてきて、受け手の興味や関心を最大限惹きつけて
情報を受け取るには”アドレス登録が必須”と条件をつけてきます。
以下はイメージですが下記のように
受け手にはメリットしかない表現を使うので
こちらも「アドレスぐらいならいいか」となりがちです。
上の画像に書いてあるように
・初期費用0円
・実践者100人成功
・利益総額15億円
・最高月収4000万円
・再現性100%
とか書いてあったらネットビジネスに
免疫無い人は、まぁ気になって登録しますからね（笑）
（まぁ再現性100%とかいう非現実的な内容の
ビジネスで全うな案件を見たことがありませんけど）
なぜわざわざメールアドレスを手にしてから
そのアドレスにセールスをしかけてくるかと言うと
先にメールアドレスを手にしておけば後は
自分の商品をそのリストへ一気にセールスできるからです。
ネットビジネス系の情報商材の成約率は
一般的に「1%」と言われています。
つまり100人がセールスページを見たら1人が
買う割合であり、物販などと比べても決して
購入率が高いジャンルとは言えません。
そのため多くのリスト（メールアドレス）を手にして
顧客数を増やし、そのアドレス宛に直セールスをかけることで
より多くの顧客へ商品を購入してもらおうとするわけです。
一般的に魅力的に見えるようなオファーページですと
1万～10万といった規模のメールアドレスが集まります。
仮に10万のリストに５万円の
教材販売を行って成約率が1%となると
5（万円） × 1（万人） ＝ 5（億円）
なんと
たった1通のメールを送るだけで
５億円の利益を出せてしまうわけです。
しかも1度取得したリストというのは
「資産」になりますのでメール配信解除されない限り
そのリストに何度でも販売することができます。
もちろん、あまりに販売メールばかりを送ると
うざく感じる人が大半なのでメール配信を解除されたり
解除はされなくても無視、反応率が悪くなってしまいます。
ですからアドレスが枯渇してしまったら
販売側は定期的に無料オファーを繰り返して
新しいリストを集めなおしていこうとします。
そのためリスト集めこそが無料オファー案件の目的であり
こんなにも色々な販売者が頻繁に出しているというわけです。
「とにかくアドレスを集めること」
が、重要になってくるので
ノウハウが全然大した内容でもなくても
「必ず稼げる」
「即日現金３００万円」
「再現性１００％」
など、いかにも楽して稼げそうな表現を
使ってとにかくアドレス登録させようとしてきます。
この無料オファー案件のカラクリは
下記記事で詳細ネタバレしていますのでご覧くださいませ。
【参考記事】
全ての無料オファー案件が登録しても無駄なダメ案件のか？
そうなると全部の無料オファーが
無駄なのか？ってなるかと思いますが
全てのオファー案件がそんなことは無く
中にはまっとうな価値をもつオファーもあります。
ただし、その数は圧倒的に少ないのが現状です。
割合で言うと0.1%、つまり
「1000個の無料オファー案件中に
１つマトモな案件があれば合格」
ぐらいの割合ですね。
ですから情報商材を選ぶ際に僕たちは
その中からマトモな案件を探していかねいといけません。
では、全うな案件を見極める方法は何か？ですが
残念ながら「これさえ気をつけておけば大丈夫！」という方程式はありません。
とにかく自分で色々な案件をアドレス登録して
実際に「自分の目」で確かめるのが1番早いです。
何が正しくて何が間違っているかの基準が
無い状態で商材の良し悪しの判断は出来ないので
とにかく1つでも多くの案件を目にして
自分で「目利き力」をつけていくしかないわけです。
もちろん実際に全ての商材を買っていては
金銭的に持たなにので、商品販売までの流れを見ていきます。
そうすると多くの案件に
・再現性100%を約束している割に特定商取引法では成果保証していない
・どういったビジネスモデルか最後までわからないまま商品販売に流れる
・販売レターで使われている実践者の画像がフリー画像やパクリ画像
・販売者の実践きや経歴がいくら調べても該当しない（虚偽の可能性が高い）
・ビジネスのメリットばかりをアピールしてデメリットは一切言及しない。
・完全無料と言いながら最後に「参加料」と称して高額商品販売に流れる。
などの共通点が見えてくるはずです。
そうやって多くの案件を見ていくことで
販売者が違っていても似た売り方をしている
商材はわかってきますし、判断力も身についていきます。
なお、基本的にどんなに
中身のある優良案件であっても
その無料の内容だけで全ての情報を
共有されるということはほぼありません。
販売側はボランティアでは無くて
ビジネスで案件を仕掛けているので
商品を販売して利益を取らないといけないからです。
ですので、あなたが案件に興味があって
メールアドレスを登録した場合は
そのオファーでお金を稼ぐというよりは
・販売者がどういうメールを送ってきて
・販売者はどういう動画を見せてきて
・販売者はどういう商品を売ってくるのか
など、売る側はマーケティング手法や
顧客心理を利用してセールスしますので
「販売側（仕掛ける側）の売り方」
オファーを仕掛ける側の目線を学ぶつもりで
登録していくことで得られるものも多いはずです。
何か商品をアフィリエイトをする場合に
「自分なら商品をどうセールスしていくか」
商品成約のための参考例として活用することで
どんな案件であっても
「意味のある学べるオファー」
となっていきますよ（＾＾）
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